ファイナリストFinalist

DBJ女性新ビジネスプランコンペティション

株式会社ハート・オーガナイゼーション
代表取締役社長

菅原すがわら

俊子としこ

大阪府(発表当時は愛知県)

  • 第2回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション
  • 医療・介護
  • 通信・IT
事業概要

医師の集積知を創り、医療の質を高める、
「医師のための症例検討プラットフォーム e-casebook /
学会研究会プラットフォーム e-casebook LIVE」の開発・運営

菅原俊子

PROFILE

関西学院大学専門職大学院 経営管理修士 修了。現代経営学研究所アントレプレナーファイナンス実践塾(5期)修了。アストラゼネカ株式会社マーケティング本部での経験を経て、ハート・オーガナイゼーションの原点となる学会・研究会の事務局受託に関する事業を2000年から開始。5年間に6,000名の専門医を世界中から集め、5億円規模の事業に成長させる(同事業は現在のe-casebook事業の成長に伴って2019年に譲渡)。e-casebook事業を2012年から開始。同事業はJETRO シリコンバレーイノベーションプログラムに採択され、アメリカの医師SNS「Sermo」のCEOである Peter Kirk氏から高い評価を受ける。また、大阪市のアクセラレータプログラム 「OSAP」にも採択される。
日本政策投資銀行主催「第2回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」ファイナリスト選出、日本MITベンチャーフォーラム主催ビジネスプランコンテストでオーディエンス賞受賞、2019年日経優秀製品・サービス賞 優秀賞 日経産業新聞賞、2019年度グッドデザイン・ベスト100・ グッドフォーカス賞 [新ビジネスデザイン](経済産業省 大臣官房 商務・サービス審議官賞)受賞、日本経済新聞社主催「スタ☆アトピッチ関西」ファイナリスト登壇をはじめとして、起業家としての受賞・登壇多数。

ビジネスモデル

医師は、日々進化する医療技術を継続的に習得し、常に患者に最良の医療を提供する事が求められる。そこで私たちは、時間や地理的な制約を一切受けずに医師が自分の経験や知識や情報を共有できる 「医師のための症例検討プラットフォーム e-casebook」を開始。さらに2019年4月からは「学会研究会プラットフォーム e-casebook Live」を開始した。地方の医師が少ない病院では、数日間病院を抜けて学会・研究会に参加することが難しく、新しい情報や他の医師の臨床経験から学ぶことに限界があった。そこでライブ配信で手術を公開することで、術者が見ている術野・モニター画像・医療画像が目の前で共有され、質問は音声またはチャットで聞くことができ、まさにオンライン上で“手術室の見学”を可能にした。
現在では、世界中の専門医約2万人が登録し、年間100本以上のライブコンテンツを開催。