ファイナリストFinalist

DBJ女性新ビジネスプランコンペティション

ブルーフロンティア株式会社
代表取締役社長

内藤ないとう

ゆりやゆりや

神奈川県(発表当時は広島県)

  • 第5回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション
  • 製造業
  • 6次産業
事業概要

増加する野生鹿に対し、高圧技術を用いた『Mamma製品』を製造。
高齢化社会において新たなwellnessを創造!

内藤 ゆりや

PROFILE

薬剤師、衛生管理者(第1種衛生管理者)。
薬学部修士課程ではアミノ酸の研究、抗がん剤の研究に従事。修了後、パリで化粧品会社に勤務し、企画、製造、マーケティング、販売に従事。帰国後はカーボンフリーコンサルティング(株)顧問として、開発コンサルティング事業部を立ち上げ、外務省や(独)国際協力機構の委託事業に精通。食品開発、医療、環境関連など数多くの調査を手掛け、中小企業の優れた技術の海外展開に従事。100カ国以上歴訪。軽度の嚥下障害の祖父と一緒に暮らし、嚥下食の大切さを知る。斬新で美味しい嚥下食の開発を目指す。

ビジネスモデル

野生鳥獣による被害影響は年々増している。森林被害の約8割が鹿による食害であり、農作物の被害額は年間約200億円に達する。350万頭生息している鹿を10年程度で半減することが政府の目標であるが、活用先が乏しい状態である。一部食用肉ジビエとして供しているが、寄生虫が多いので活用には課題がある。

パートナー企業の高圧技術により殺菌を行うとともに、鹿肉の旨味と栄養素が凝縮された『エキス』を抽出する。我が国の高齢化社会における様々な社会問題を回避し、ニーズに合わせた製品の開発を行う。高い採算性と成長性を見込む。原料調達、加工、販売までの殆どを広島県内で実現し、鳥獣被害対策実施者に新たに資金が回る仕組みを構築する。このヒロシマモデルが他地域のモデルケースとなるように水平展開を行い、さらに他の素材を活用した垂直展開を目指す。

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