ファイナリストFinalist

DBJ女性新ビジネスプランコンペティション

スリーラインズ株式会社
代表取締役

山内やまうち

満子みちこ

愛媛県

DBJ女性起業ソーシャルデザイン賞

  • 第6回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション
  • 6次産業
  • 飲食・食品
事業概要

養殖王国愛媛から発信する、将来の子供たちへつなぐ新たな水産イノベーション!

山内 満子

PROFILE

2008年、遊子漁協女性部部長に就任。2016年までの8年間、地域の生き残りをかけた地域活性化、魚食普及活動に部員と共に奔走。その活動が認められ、2012年第17回全国青年・女性漁業者交流大会、地域活性化部門において「農林水産大臣賞」、第51回農林水産祭(新嘗祭)水産部門において「内閣総理大臣賞」、2014年国際ソロプチミストアメリカ日本西リジョン「ルビー賞」他、多数受賞。更なる魚食と養殖漁業のPRのため、2016年9月にスリーラインズ株式会社を立ち上げ、新たな水産イノベーションに取り組むための活動を開始。

ビジネスモデル

「養殖王国愛媛」なかでも真鯛養殖日本一を誇る宇和島市だが、地域産業の衰退から故郷を離れる若者の増加で、高齢化率は高くなり、消滅可能性都市の一つに挙げられている。特に高校卒業後の人口流出に歯止めがかからず、むしろ加速していることに危機を覚え、課題解決のためにスリーラインズを立ち上げる。スリーラインズは、魅力ある仕事、安定して働ける仕事として、井戸海水を利用した「スジ青のり」の陸上での栽培技術を確立させ、増産体制を構築し、「地方創生」を目指している。井戸海水利用による陸上栽培技術は、近年注目されてきている技術である。今後、スジ青のりを商品化し、地域観光資源として新しい産業創出を実現することで、地域の担い手の教育・雇用創出につなげ、この技術をパッケージング化することによって若者の定住、独立につながる事業展開をしていく。その技術を応用して、日本各地の漁村へ過疎対策事例として愛媛から発信する。

  • 画像をクリックすると大きく表示されます

  • 画像をクリックすると大きく表示されます