講演会・イベント

申込み受付中

2025年度 第10回東京講演会

レアメタルの表と裏 ~電動車は "走るレアメタル"~

お申込み:賛助会員様はログインください※外部サイトからのお申込みはログインが必要です

日時 2026年02月16日 (月) 15:30~17:00
会場/形式 Zoomウェビナー / オンライン形式
会場へのアクセス
登壇者
岡部 徹氏

岡部 徹氏

東京大学副学長/
東京大学生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター教授

概要 講演概要:
自動車電動化や再エネ利用拡大等に伴い、世界規模でレアメタル需要が急増している。
一方、ウクライナ危機等の東西分断により、レアメタルの供給途絶が危惧されている。
本講演ではレアメタルの需要・生産等に関する現状と課題、電動車(EV・HEV)への
レアメタル使用量増加問題、リサイクル技術の事例紹介等とともに、レアメタルに対する
誤解や偏見、日本では知ることが出来ない“裏の問題”についても紹介したい。


講師略歴:
1965年 京都市生まれ
1993年 京都大学大学院工学研究科博士課程修了
1993年 日本学術振興会海外特別研究員、マサチューセッツ工科大学博士研究員
1995年 東北大学素材工学研究所(現 多元物質科学研究所)助手
2001年 東京大学生産技術研究所 助教授、東京大学大学院工学系研究科 助教授
2007年 東京大学生産技術研究所 准教授(職名変更)
2009年 東京大学生産技術研究所 教授、東京大学大学院工学系研究科 教授
2012年 東京大学生産技術研究所 特任教授(兼務)
2012年 東京大学大学院総合文化研究科 教授(兼務)
2013年 東京大学生産技術研究所、サステイナブル材料国際研究センター センター長(兼務)
2015年 東京大学生産技術研究所 副所長(兼務)
2016年 東京大学生産技術研究所、持続型エネルギー・材料統合研究センター センター長(兼務)
2019年 東京大学・副学長(兼務)
2021年より 東京大学生産技術研究所 所長 (兼務)
2024年より 東京大学 副学長(兼務)

専門分野は、材料化学、環境科学、循環資源工学、レアメタルプロセス工学。
35年以上一貫してレアメタルの研究に取り組んでいる。
"プロセス技術がレアメタルをコモンメタルに変える"ことを夢見て、チタンなどの新製錬技術の開発を行っている。
最近は、PGM(白金族金属)、レアアース(希土類金属)、ニオブ、タンタル、ガリウム、タングステン、
レニウムなどのレアメタルの製造プロセスや新規リサイクル技術、環境技術の研究も行っている。


著書等:
「チタンの基礎と応用 /第6章 精錬とリサイクル」
(分担執筆、内田老鶴圃、2023年3月)
「Routledgeハンドブック 抽出産業と持続可能な開発 /第15章 スカンジウムの資源と生産技術」
(分担執筆、Taylor & Francis、2022年5月)
「乾式プロセス 固体・高温化学・廃棄物処理」
(分担執筆、内田老鶴圃、2021年8月)
「東大×SDGs 先端知からみえてくる未来のカタチ /Goal12:環境負荷の少ないレアメタルのリサイクル技術を開発!」
(分担執筆、山川出版社、2021年3月)
「Newton別冊 完全図解 118元素と周期表」
(株式会社ニュートンプレス、2020年10月) ほか多数

備考 * 申込締切:2/9(月)17:00〆
*《ログイン》https://www.jeri.or.jp/signin/のうえお申込ください

ログインが必要です

ログイン

ご自身の所属団体が賛助会会員かどうか調べる

賛助会会員確認フォーム