講演会・イベント

開催予定

2025年度 第5回東京講演会

自然資本・生物文化多様性とネイチャーポジティブ

日時 2025年09月10日 (水) 15:30~17:00
会場/形式 Zoomウェビナー / オンライン形式
会場へのアクセス
登壇者
香坂 玲氏

香坂 玲氏

東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授

概要 モデレーター:
神藤 浩明氏  一般財団法人日本経済研究所 専務理事


講演概要:
自然資本の概念を基盤に、生物多様性の経済や文化の意義とその保全の必要性を論じる。
さらに、生態系サービスの持続的利用と人間社会との共生の観点から、ネイチャーポジティブへの
移行の理論的枠組みと実践的課題を検討し、自然と共生する社会の構築に向けた展望を提示する。


講師略歴:
静岡県生まれ。東京大学農学部卒業。
ハンガリーの中東欧地域環境センター勤務後、英国で環境開発学の修士、
ドイツ・フライブルク大学の環境森林学部で博士号取得。
2006年、カナダ・モントリオールの国連環境計画生物多様性条約事務局の勤務等を経て、
2019年、名古屋大学大学院環境学研究科教授。
2022年より東京大学農学生命科学研究科農学部教授に就任。
愛知県名古屋市開催COP10の支援実行委員会アドバイザーを務め、国連での経験を活かし手腕を発揮する。
国連大学高等研究所の客員研究員として里山の評価などにも参画。
財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)フェロー、南山大学の社会倫理研究所非常勤研究員、
WWFジャパン自然保護委員会、名古屋市環境審議会の委員など兼務。
過去に経済産業省、環境省、文部科学省、愛知県、石川県などの委員を歴任。


主要著書:
「人口減少期の農林地管理と合意形成 農林業生産と環境保全の両立を目指して」(編著、ナカニシヤ出版、2024年8月)
「森林環境税への期待と課題」(森林文化協会、2024年3月)
「イノベーションの未来予想図 ―専門家40名が考察する20年後―」(共著、創成社、2021年9月)
「有機農業で変わる食と暮らし ヨーロッパの現場から」(共著、岩波書店、2021年4月)
「企業の森林 CSR/CSV」 (共著、丸善出版株式会社、2021年1月)
「縮小する日本社会 ―危機後の新しい豊かさを求めて」 (編著、勉誠社、2019年10月)
「伝統野菜の今 ―地域の取り組み、地理的表示の保護と遺伝資源」 (アサヒ・エコ・ブックス、2015年7月)
「地域再生 逆境から生まれる新たな試み」‎ (岩波書店、2012年10月)
「地域のレジリアンス ―大災害の記憶に学ぶ」 (編著、清水弘文堂書房 2012年5月)等

備考 * 申込締切:9/3(水) 17:00〆
*《ログイン》https://www.jeri.or.jp/signin/のうえお申込ください

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