日時 | 2024年07月24日 (水) 14:00~15:30 |
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会場/形式 | Zoom / オンライン形式 |
会場へのアクセス |
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登壇者 |
講師 中村 純一 東洋大学経済学部経済学科 教授 |
概要 | かつては銀行による追い貸し、近年では大胆な金融緩和策の長期化や危機対応の過剰な政府支援が非効率なゾンビ企業の温存につながり、経済の新陳代謝を停滞させるとの認識は、今日では広く共有されています。確かに、新陳代謝の停滞による歪んだ資源配分の固定化は、慢性的な低成長の原因ともなるため、早急に解決すべき課題であるといえます。しかし、ゾンビ企業が減少すれば自ずと新陳代謝が回復するといった単純な話ではないことは、日本の過去のデータが示しています。本講義では、ゾンビ企業問題に関するこれまでの議論を概観し、不確実性の高まる時代における経済の新陳代謝の在り方を考察します。 |
備考 |