編集後記 2010年3月号

2010年3月号

一般財団法人日本経済研究所(編集部)

2月15日に発表された2009年10~12月期の国内総生産(GDP)の速報値は、実質で年率4.6%となり不況からの回復の兆しが見られますが、まだまだ安心はできない状況のようです。「今月の特別記事」で東京大学の植田先生からご指摘があった「低金利と若干のデフレの罠にかかったような状態にある」というのが実感にあうように思われます。
そのような中でのリーダーのあるべき姿とは?もう一つの「今月の特別記事」で、神戸製鋼ラグビー部の平尾ゼネラルマネージャーから示唆に富むお話をいただきました。とりわけ「キャパシティ」の問題は、リーダーだけでなく組織に所属する全員が意識すれば、さらに大きな効用が期待できるのではないかと、気持ちを新たにしたところです。

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